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執筆者の写真Anish Chakradhar

レアーレカップ 2022/23

更新日:2023年2月10日


レアーレカップ2022-2023が大盛況のうちに幕を閉じることができましたことをご報告します。

地元コミュニティ、認定NPO法人レアーレワールド、マディヤプール ティミ当局、二バラヒ バンケット、デザイン アンド プリント、ジグザグ写真館、参加チーム、保護者そしてコーチの皆様、大会に関わってくださったすべての皆様からのご支援に心より感謝いたします。

素晴らしいスポーツマンシップを発揮し、数々の熱戦が繰り広げられました。

選手のみなさん達が大会を満喫してもらえましたら幸いです。


【大会のコンセプト】

レアーレカップは毎年、マディヤプール ティミにあるFCレアーレグラウンドで開催されます。

毎年更新される大会のテーマ、今年はスポーツを通した「青少年の育成」です。

レアーレカップ22ー23は、地元コミュニティにスポーツ文化を根付かせることにフォーカスしました。

それは、活動的な生活習慣、子どもの心身の発育、そして地域全体が健やかに過ごせる開放的な場所の必要性を伝えるために。


まず、レアーレのコーチの教育から始めました。

全コーチが「レアーレ青少年育成のためのコーチングコース 1」を受講し、成長期の子ども達が身体的に、社会的に、思考的、精神的に必要とするものが何かを学びました。


レアーレカップの練習期間と大会期間は子ども達の年齢ごとにわけて組まれました。

この地域の多くの子ども達は経済的余裕がないため、スポーツクラブやアカデミーに通うことができません。私たちは、そんな子ども達に、必要最低限、もしくは無料で参加できるような仕組みを作っています。

レアーレカップは子ども達にとって大きな冒険になりますし、サッカーを体験しながら新しい友達を作ったり、楽しさを味わう機会になるのです。


試合は、個人で参加登録された後、U-10、U-13、U-15にわけられ毎週土曜日に行われ、

参加者は225名にのぼりました。





【U‐10】:8名~15名の7歳~9歳児からなる全7チーム (87名の参加者)

1. Garud チーム

2. SWSC チーム

3. Khwopa Kings チーム

4. Kumari チーム

5. lakhe チーム

6. Bhairav チーム

7. Narsimha チーム


【U‐13】:8名~15名の10歳~12歳児からなる全6チーム (73名の参加者)

1. Khwopa Kings チーム

2. Garud チーム

3. SWSC チーム

4. Pulu Kishi チーム

5. lakhe チーム

6. Bhairav チーム

【U‐15】:8名~15名の13歳~14歳児からなる全5チーム (65名の参加者)

1. SWSC チーム

2. Bhairav チーム

3. Khwopa Kings チーム

4. Lakhe チーム

5. Kumari チーム

【子ども達の変化】

夜遅くまでスマホをしているため、朝なかなか起きられない子ども達が、合同練習のため早起きするようになります。

そして、練習の積み重ねにより基礎的な動きや、多方面へ走る力、跳ぶ力、蹴る力、掴む力、忍耐力、速さなどの運動能力が

あがっていきました。

また、開催期間中盤に行われた岡田竜一先生による栄養コンサルティングでは、いつ、何を食べるかについて学びました。

こうして、子ども達の健康と食生活が見直され改善されました。

ネパールには、家族や社会から疎外され独りで過ごす時間が多い子ども達がいます。

スマホに病みつきになり、友達と外で遊ぶことをしなくなり、社会性、精神的発達の遅れにつながってしまいます。

しかし、レアーレカップに参加することで一緒に練習し楽しい時間を過ごすことができれば、不安、退屈、孤独を排除し、自信、プラス思考、平常心、協力、相互理解、尊重、規律などの能力を伸ばすことができるのです。

そして、それはいずれ社会生活を活発にすることにつながるのです。




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